今回の徒歩旅は、〝兵庫県神戸市〟の〝須磨海浜公園〟に来ています。
〝須磨海浜公園〟(または、〝須磨海岸〟とも言います)は、約1,800mの砂浜を誇るリゾート感満載の海浜浴場で、関西圏で〝夏に泳ぎに行くなら、須磨の海〟という位、メジャーな海水浴場です。
今回、訪れた季節は〝春〟なので、海水浴場は未だオープンしていませんが、その分、人が少なくゆっくり散策が出来て景色を楽しむことが出来ました。
神戸に行った時は、ぜひこの〝須磨海浜公園〟、〝須磨海岸〟に立ち寄ってみてください。あなたが海好きなら季節問わず、楽しんでいただけるかと。
春の須磨の海は凪いでいた
降り立った駅は、山陽本線の月見山駅。
この月見山駅は、神戸出身のわたしが子供の頃に良く乗り降りしていた駅です。
阪神・淡路大震災の影響で街並みが様変わりしているので、今見ている風景は、〝懐かしさ〟よりも〝目新しさ〟を感じつつ、駅から〝須磨海浜公園〟までの道のりを歩きます。
月見山駅から須磨海浜公園までは、徒歩で約10分程の距離なので、直線で迷うこと無く辿り着けるので初めての方にもお勧めの経路です。
「須磨海岸に行くなら、JRの海浜公園駅か須磨駅からの方が近いのでは!?」
と、鉄道路線を見ればそんな風に思われるかも知れませんが、物理的な距離で言えば、それぞれの駅の方が近いかも知れませんが、月見山駅だと電車を降りてからゆっくり須磨の街並みを散策出来るので、〝観光〟という視点から見るとオススメです。
途中の看板を目印に進んで行きます。
ちなみに、この辺りは、おばあちゃん家があった場所で子供の頃に良く遊んでいました。
震災で家が倒壊して更地になって、十数年経ってもそのままです。
眼の前にはJR線の線路が見えています。
JR線の線路近くだったので、今思うと子どもの頃から電車の走行音は聞き慣れていたんですね。
この踏切を渡ると、須磨海浜公園はもう目の前です。
ちなみに、子供の頃はほとんどこの踏切を渡ったことがありません。それは、母親や祖母から、「知り合いの幼稚園の先生が轢かれて亡くなったからこの踏切は渡っちゃいけないよ。」と、何度も言われ続けていたからです。
確かに、言われてみれば4本の線路が走っていてしょっちゅう遮断器が降りていて、いつも待たされるので遮断器を上げて走っている人を何度か見かけたことがあります。危ないですね。
ここは、以前の実家近くです。
このあたりも、こんな感じだったかな…?と、どうも記憶があやふやです。
国道2号線をの陸橋です。この陸橋は子供の頃から何度も何度も渡ったはずですが、この景色、あまり覚えてないのは、建っている建物が全然変わってしまったからなのかもしれません。
海浜公園入口付近です。
夏はここでラジオ体操が行われていて、近所の子供達が集結していました。
砂浜の一部が舗装されていて、綺麗になっています。
快晴の青空ですね。
向こうに見えるのはヨットハーバーです。
凪いでいる海。
客船かな?
この景色、ボーッと何時間でも見てられますね。
波の音と時々、船の汽笛が聞こえてきます。
子供の頃、〝海〟といえば、この須磨海浜公園しか知らなかったので、それが全てでしたが、大人になって様々な海を見て、改めて思ったことがあります。
それは、須磨海浜公園の砂浜って綺麗なんだということです。
例えば、神奈川県の湘南の海の砂浜って結構、ゴミが落ちてるし砂の質も微妙な感じがします。
そうそう、須磨海浜公園は松の木がいっぱい植えてあります。
夏になると、セミが大量に鳴いていたことを思い出します。今もそうだと思いますが。
この辺りも絶好のお散歩コースですね。
日差しが強いので、日傘や帽子などは必需品かも知れません。
この場所は、須磨海浜公園ではないですが、近くで桜満開でしたので、撮っておきました。
今回の徒歩旅は、兵庫県神戸市にある、〝須磨海浜公園〟という海辺の公園に行ってきました。
よく晴れた日の海辺は、人も少なく、歩き回っていい気分転換が出来ました。
次回の徒歩旅
次回の徒歩旅は、夏の山の群馬県の倉渕村に行きます。
今回は、春の海でしたが、次は〝夏の山〟を予定しています。