今回の徒歩旅は、長野県の上高地を訪れます。
北アルプスの梓川上流にある景勝地として有名な、上高地。
昭和のバブル期の上高地は、軽井沢と並んで一部のお金持ちが滞在するリゾート地でした。そこから平成、令和と時代が流れて、一部のお金持ちだけではなく、一般の人達も訪れやすくなっていますが、ホテルなどの宿泊施設のグレードは高く、場所も市街地から離れているため、〝気軽に〟訪れられるような場所では無いと思います。
その分、しっかり旅行プランを立てて気合を入れて訪れる場所かなって思います。
長野県に住んで居た1999年と2000年の約2年間で〝 一度上高地に行ってみたい 〟と思っていたのですが、チャンスが無くて今回、一緒に仕事をしているメンバーで来ることが出来ました!
新宿から松本を経由して向かう上高地
JR新宿駅から〝特急あずさ号〟という東京都八王子市や山梨県を経由して、長野県松本市に向かう電車に乗って、終点の松本駅まで向かいます。
車窓から見える景色は、八王子を抜けた辺りから田園風景が広がります。
新宿から松本の車窓
松本駅前に降り立ちます。わずか1年足らずしか住んでいなかったにも関わらず、何故か懐かしいという感情に囚われるわたしに取って不思議な街の一つです。
JR松本駅お城口
季節は6月の初夏、気温は28℃、少し汗ばむ陽気です。
JR松本駅前
ここから見る景色は変わらないのが良いですね。
JR松本駅前
2000年当時、仕事をしていた会社が入っていたビルです、懐かしい。
松本市深志
この辺りは松本市の深志という地域です。通勤で毎日通った通りです。
松本市深志
電車の乗り継ぎまで時間があったので、松本駅前をブラブラして、どこかでお昼を取ろうと思ったのですが、久しぶりの信州なので、〝信州そば〟をいただくことに…。松本市に住んでいた頃は一度も食べたことが無いのに、こうして旅で訪れると食べたくなる・・・地域の名産品ってこういうものでしょうか。
信州そば
上高地へは、松本電鉄上高地線で行きます。
経路としては、松本駅から新島々駅まで行き、新島々駅で降りたら、新島々バスターミナルからバスに乗車します。
松本鉄道上高地線の車窓から
新島々駅に着きました。
松本電鉄上高地線新島々駅
踏切を渡っています。
松本電鉄上高地線新島々駅
上高地行きのバスに乗車しました。
6月の気温の中、ずっと停車していたバスに乗ったので車内がムッとしています。とにかく窓を開けないと…
上高地行きのバスの車内
周りが山に囲まれている市街地を走っています。
思うのですが、上高地って公共交通機関を利用して行くと不便です。自家用車での訪問が前提なんでしょうね。
上高地行きのバスの車窓から
上高地バスターミナルに到着しました。想像していたよりも全然綺麗でした。
上高地バスターミナル
地図を確認して、現在地を知ります。
上高地バスターミナルから、歩いて行ける距離ですね。
上高地バスターミナル・案内板
わたし達が訪れた日は、6月のなにもない平日でしたが、上高地バスターミナルには結構、人がいました。
ここで、時間を潰していても仕方ないので予約しているホテルに向かいます。
上高地バスターミナル
宿泊させていただくのは、〝河童橋たもとの 上高地ホテル白樺荘〟というホテルです。
河童橋たもとの 上高地ホテル白樺荘
とにかく、荷物を置いて休憩タイム。
河童橋たもとの上高地ホテル白樺荘
窓を開けたら、上高地の雄大な山々が望めます。
上高地の山々
流れているのは、多分…梓川です。
上高地・梓川
こちらは梓川の側道です。案内板にちゃんと梓川と書いてありました。
上高地・梓川の側道
こちらが有名な河童橋です。
河童橋は、1891年(明治24年)に初めて橋が架けられたそうです。
上高地・河童橋
橋は過去に4回架け替えられていて、現在は5代目に当たるそうです。1927年、芥川龍之介が小説『河童』の中で河童橋を登場させたことで有名になりました。
上高地・河童橋
梓川の側道を歩いています。
上高地・梓川
山々が神々しい。
墨絵みたいですね。
上高地・梓川
夕食はビュッフェですが、
河童橋たもとの上高地ホテル白樺荘・ビュッフェ
宿泊客が少ないので、並んでいる料理の量はそれほど多くは無いのですが、種類は豊富なので有り難いです。
河童橋たもとの上高地ホテル白樺荘・ビュッフェ
少しずつ多品種いただいています。
河童橋たもとの上高地ホテル白樺荘・ビュッフェ
こちらは青魚のお寿司ですね。青魚はあまり得意じゃないのですが、こういうタイミングでは食べてしまいます。
河童橋たもとの上高地ホテル白樺荘・ビュッフェ
初日の上高地はこんな感じで一日を終えました。
上高地というだけあって、高地なので、空気が澄んでいて心地良いです。
遠方に行くときは、〝移動日〟というのをちゃんと理解して動かないと、バテてしまうので注意が必要ですね。
今日イチのショット・絵画
次回の徒歩旅
上高地を思う存分、巡って来ます。