Wayfaring Daysは、旅の〝記録〟と〝記憶〟を大切にして、その価値を次の誰かへ静かに手渡していく場所です。
ここに並んでいるのは、ガイドブックには載らない、旅した人が見つけたどこにでもある旅のワンシーン。
ひとつの記事が加わるごとに、新しい旅の経路が描かれ、過去の記録が未来の道しるべとなります。
名所でなくても構いません。偶然出会った朝霧のホーム、山道の茶屋、海辺の焼き魚──そんな小さな記憶が、誰かの旅を動かすのです。
読者は、文章と写真からその場の空気や温度を感じ、新たな旅への扉を開けるきっかけを得ます。
寄稿者は、編集者との対話を通じて自らの旅を一篇の作品に仕上げ、残していくことが出来ます。
Wayfaring Daysは、“旅を記録することで永遠にする”というテーマのもと、心の中の風景を紡ぎ続けます。あなたの旅が、まだ見ぬ誰かの地図になる瞬間を、ここで。