この記事で分かること
- 群馬県・倉渕(高崎市)にある「相間川温泉クラインガルテン」を初訪問し、畑エリアを見学。
- 山あいの静かな環境と、温泉施設が運営する滞在型市民農園の雰囲気・注意点。
- 池袋から電車とバスでのアクセス目安、高崎駅発の路線バス事情のポイント。
- 畑作業の持ち物や作業のコツ、再訪時に役立つタイムラインの組み立て方。
※本記事は筆者の体験ベースです。最新情報は各施設公式サイトをご確認ください。
今日は、〝群馬県倉渕村相間川温泉クラインガルテン〟に来ています。
当日の流れ(目安)
- 朝 池袋駅から湘南新宿ラインでJR高崎駅へ移動
- 午前 高崎駅バス乗り場から相間川温泉方面の路線バスに乗車
- 昼前〜昼 相間川温泉ふれあい館に到着・周辺確認
- 午後 クラインガルテンの畑エリアを見学・軽作業
- 夕方 バスで高崎駅へ戻り、電車で帰路
所要は天候や混雑により前後します。雨天時は滑りにくい靴を。
群馬県倉渕村は2006年1月に高崎市へ編入されていますので、正確には高崎市ですが、ここでは当時の名称を使ってお話を進めていきます。
仕事でお世話になっている方が、こちらの〝群馬県倉渕村(高崎市)の山の中に畑を借りられていて、ひと月に一回、畑を耕しに行っているということでご一緒させていただきました。
交通手段は湘南新宿ラインの高崎駅に9時15分までに到着する電車に乗車する必要があり、池袋から向かうとなると必然的に湘南新宿ラインに乗車することになります。そのため、池袋駅を7時過ぎに出る電車に乗車しないと高崎駅に9時15分に間に合いません。
池袋→相間川温泉クラインガルテン:電車(湘南新宿ライン)+路線バスで約3時間が目安。乗換は高崎駅でバスに接続。ICカード対応は路線により異なるため事前確認を。
相間川温泉周辺のアクセス補足:バス停から畑エリアは徒歩圏内。起伏があるため歩きやすい靴がおすすめ。
朝はゆっくり起きるのがわたしのライフスタイルで、7時過ぎに池袋発の電車に乗車することは少々キツイのですが、今日は〝行きたい〟気持ちが勝っているので、難なく起きることが出来ました。
都会の喧騒を離れた山里 ― 相間川温泉クラインガルテンへ
東京から群馬は、日帰りでも無理なく行けるエリアで、それでいてしっかりと自然を感じることが出来るので意外と穴場だと思います。
平日の朝の9時過ぎのJR高崎駅は、通勤される方が忙しなく行き来していらっしゃいます。

朝のJR高崎駅
これから何度か訪れることになる、〝群馬県倉渕村相間川温泉クラインガルテン〟は、今回が初めての訪問。
〝畑〟と聞いていたのに、建物の扉のところには、相間川温泉と書いてあります。どういうことなんだろう…と思いを巡らせていたら、ここは宿泊施設を伴った相間川温泉という、温泉が湧いている施設で、そこが運営しているのが、都会に住んでいる人に貸し出している畑だと教えてくれました。

相間川温泉ふれあい館
木の香りがする玄関先。山の空気がひんやりして、温泉地らしい静けさがありました。
相間川温泉という温泉名は聞いたことが無かったので楽しみです。
文句を言えば、JR高崎駅からバスで約1時間30分の距離は慣れるまでは少々キツイ距離です。
高崎駅から相間川温泉方面へのバスは本数にばらつきがあります。乗り継ぎ時間が短いと乗り遅れる可能性があります。時刻表の事前確認と、余裕あるプランをおすすめします。

相間川温泉ふれあい館
施設前は緑が濃く、鳥の声がよく響きます。山の中の拠点らしい落ち着きです。
この辺りの一帯が都会に住んでいる人に貸し出されている畑なんだそうです。こういった制度を〝クラインガルテン〟と言うそうです。

くらぶち村クラインガルテン
区画ごとにフェンスで仕切られ、小屋や菜園が整然と並んでいました。
ゴミゴミした都会に住んでいると、こんな自然いっぱいな場所に来ると、なんだかホッとします。
ちなみに
クラインガルテンとは、ドイツで盛んな200年の歴史をもつ農地の賃借制度のことで、フェンスなどで区切られた土地を菜園や庭園として利用される制度のことです。
もともとは、ドイツ発祥の制度で、日本では「滞在型市民農園」とも言われていて、老後の生き甲斐や余暇の楽しみの創出という役割だけでなく、都市部での緑地保全や子供たちへの豊かな自然教育の場としても活用されています。

くらぶち村クラインガルテン
雲が厚い日でしたが、作業をするにはちょうどよい涼しさでした。
借りているという畑の場所まで案内していただきました。

くらぶち村クラインガルテン
畝の間を歩くと土の匂いが立ちのぼり、野菜の葉がすこし揺れていました。
この畑でジャガイモやトマトなどを栽培しているということで、収穫の時期にまたご一緒させていただくことになりました。
くらぶち村クラインガルテン・実践メモ
- 利用・区画情報:相間川温泉クラインガルテン(料金や募集状況は時期・区画により変動。最新は運営または高崎市に要問い合わせ)
- 設備・備品情報:軍手・帽子・長袖、長靴(雨後は必須)。虫除け・日焼け止め・飲料水を携行。
- 使い方・コツ:畝間は滑りやすいので足元注意。根菜は手間が少なく初回に向く。作業後は温泉で汗を流すと快適。
料金や営業時間は変更の可能性があります。最新情報は公式サイトや現地でご確認ください。

くらぶち村クラインガルテン
区画ごとに育てている作物が違い、個性が見えて面白い。
天候は曇りで、日差しも無く過ごしやすい気温でした。ちょうどいい季節のちょうどいい気温。

くらぶち村クラインガルテン
畑の向こうに山並み。雲間から差す淡い光が、畑の緑をやわらかく照らします。
今回は初めての訪問でしたが天然温泉と畑を同時に楽しめる、良い場所だなと思いました。
ちなみに、畑では根菜類を栽培するのが手間がかからず楽なんだとか。

今日イチのショットを絵画にしてみました
よくある質問(FAQ)
- 相間川温泉クラインガルテンとは?
- 温泉施設が運営する滞在型市民農園で、都市在住者が畑区画を借りて菜園づくりを楽しめます。周辺は山里で静かに過ごせます。
- アクセスは電車とバスで行けますか?
- 池袋から湘南新宿ラインでJR高崎駅へ。高崎駅から相間川温泉方面の路線バスで現地へ向かいます。乗継に余裕を持ち、最新の時刻表を確認しましょう。
- 畑作業の持ち物は何が必要?
- 軍手、帽子、長袖、長靴、虫除け、日焼け止め、飲料水があると快適。雨後は地面が滑るため、滑りにくい靴が安心です。
- 料金や区画の募集状況はどこで分かりますか?
- 時期や区画によって異なるため、運営(相間川温泉)または高崎市の窓口へ直接問い合わせるのが確実です。
次回も〝群馬県倉渕村相間川温泉クラインガルテン〟へ
今回初めての〝群馬県倉渕村相間川温泉クラインガルテン〟でしたが、めちゃくちゃハマったので、直ぐに再訪してきます。