この記事で分かること
- 浅草寺の初詣ルート(雷門→仲見世→宝蔵門→本堂)と所要時間の目安
- 混雑回避と真冬の防寒の要点、行列時の立ち回り
- 小舟町提灯や旧五重塔跡など写真映えスポットの見どころ
- 浅草→上野の移動は銀座線約5分か下町散歩(60〜90分)の選択肢
混雑状況・所要・費用は体験ベースです。最新の運行・営業情報は公式でご確認ください。
今回は、東京都台東区浅草にある都内最古の寺院〝浅草寺〟へ。新年の空気を吸い込みながら、雷門から仲見世通り、本堂までを歩き、上野・アメ横まで足を延ばします。
当日の流れ(目安)
- 朝 浅草駅着 → 雷門へ徒歩5〜10分
- 午前 仲見世通りを15〜20分散策(混雑時は前進のみ)
- 昼前〜昼 宝蔵門→本堂で参拝10分+おみくじ・境内散策10〜15分
- 午後 上野へ移動:銀座線約5分 or 下町散歩60〜90分
- 夕方 アメ横で買い物と街歩き
所要は天候や混雑により前後します。寒風と待機で体感温度が下がるため、防寒は厚めに。
浅草寺の初詣:混雑回避と所要時間の目安
1月2日の浅草寺は毎年、長い行列ができます。今年はやや緩和されましたが、数年前は参拝までに3時間近くかかったことも。東京を代表する観光名所らしく、冷え込む日はしっかり厚着で臨みたいところです。

早朝の浅草浅草寺・雷門
雷門前は記念撮影で歩みが遅くなりがち。混雑時は横の歩道に回り、撮影は帰りに回すとスムーズです。
雷門前は記念撮影の渋滞が発生。人の流れが止まりやすい地点です。撮影は復路や時間帯をずらすのがおすすめです。
雷門は混み合うため、私たちは迂回しつつ境内へ進みました。
浅草寺・参拝とおみくじ体験・実践メモ
- 参拝作法:本堂前で一礼→賽銭→二礼二拍手一礼(浅草寺は宗派上の作法は各自の慣習で可の雰囲気、静粛を意識)
- 備え:小銭を複数用意。手荷物は前掛けにしてスリ対策。線香の煙は衣服に移りやすいので気になる人は上着で調整。
- 混雑対応:行列中は写真は止まってから。待機で冷えるので貼るカイロや温かい飲み物が役立ちます。
料金や営業時間は変更の可能性があります。最新情報は公式サイトや現地でご確認ください。

早朝の浅草浅草寺・雷門
空の青さが少しずつ濃くなり、人の列もゆっくりと進み始めました。
〝仲見世通り〟に入ると、ようやく前へ進めるリズムに。

早朝の浅草浅草寺・仲見世通り
店先の飾りに新年の赤が映え、香ばしい匂いが時折流れてきます。

早朝の浅草浅草寺・仲見世通り
ひたすら人の背中を追いながら、提灯の灯りを目印に小さな歩幅で進みます。
人が多く、お店の細部までは見えにくい場面もあります。気になる店は帰りや別時間に立ち寄るのが吉。
手先と足元が冷えやすいので、貼るカイロ・厚手靴下・ネックゲイターが有効。行列中は片手を空け、写真は歩行停止時のみに。

早朝の浅草浅草寺・仲見世通り
門松や注連飾りが連なり、歩くたびに新年らしさが濃くなっていきます。

早朝の浅草浅草寺・仲見世通り
提灯の赤と朝の冷気。写真は立ち止まってから、短時間で。
やがて小舟町の提灯が見えてきます。

早朝の浅草浅草寺・仲見世通り
大提灯の陰影が通りをやわらかく照らし、写真映えするポイントです。
小舟町提灯の見どころ: 日本橋小舟町との縁にちなむ奉納提灯として知られ、雷門の大提灯と並ぶ人気の撮影スポットです。
「小舟町ってどんな由来だろう」と思いながら、通りの先へ。

早朝の浅草浅草寺・小舟町提灯
見上げると、黒の文字が朝の淡い空に凛と映えます。
ほどなく旧五重塔跡の碑が現れます。早朝の薄明かりの中、静けさが漂います。

早朝の浅草浅草寺・旧五重塔跡の碑
刻まれた文字をなぞるように眺め、当時の姿へ思いを馳せます。
碑文に寄ってみると、質感まで伝わる重みがありました。

早朝の浅草浅草寺・旧五重塔跡の碑
参道はさらに混み合いますが、視線を上げれば堂宇の装飾や欄間も楽しめます。

早朝の浅草浅草寺
外まで読経が届き、冷たい空気の中にも温かい響きが残ります。

早朝の浅草浅草寺
本堂前では上部の装飾・欄間も見どころ。人の流れを妨げない位置で短時間撮影を。
本堂前は頭上の装飾・欄間も見どころ。人の流れを妨げない位置で立ち止まり、短時間で撮影を。
年末年始は屋台も増えます。私は眺める派ですが、活気と香りだけでも楽しいものです。

早朝の浅草浅草寺・出店の屋台
温かな湯気に引き寄せられつつ、参道の端で流れを邪魔しない立ち位置を意識します。
持ち物と歩き方のコツ
- 重ね着・手袋・ネックゲイター・貼るカイロ/飲み物は保温ボトルが快適
- 写真は止まってから。人流の左側通行・ベビーカー配慮
- 屋台は現金小銭が便利。ゴミは持ち帰りが基本
浅草から上野のアメ横へ移動。これが毎年の初詣ルーティンです。
浅草→上野:銀座線で約5分・2駅。ICカード利用可。乗り換えなしで迷いにくい。
上野周辺のアクセス補足:アメ横は上野駅から徒歩数分。人出が多いので改札付近で待ち合わせると合流しやすい。

上野・アメ横
アメ横も正月ムードで活気十分。海鮮や乾物の呼び込みが元気よく響きます。

上野・アメ横
チョコレートのたたき売りを発見。にぎやかな声に誘われ、つい足が止まります。
試しに1,000円分を購入。袋の重みとともに、なんだか福を抱えた気分に。

上野・アメ横
近場で初日の出と初詣を楽しむのが恒例に。いつかは年末年始の遠出も、仕事と合わせて実現したいところです。

今日イチのショット・絵画
本日のベストショット。旅の余白に、美術の気配がそっと差し込みました。
よくある質問(FAQ)
- 比較的空いている時間帯は?
- 早朝は前進しやすい一方で冷え込みが厳しいため、厚めの防寒とホットドリンクがあると安心。日中は人出が増え、写真は短時間で。
- 写真はどこで撮るのがおすすめ?
- 雷門の大提灯、仲見世の小舟町提灯、宝蔵門、本堂前。人の流れを妨げない位置から短時間で撮影し、帰りに撮り直すと落ち着いて撮れます。
- 浅草→上野は電車と徒歩どちらが良い?
- 時間重視は銀座線で約5分。下町散歩を楽しむなら徒歩60〜90分。かっぱ橋や商店街に寄り道でき、混雑の体感差は時間帯次第です。
次回は群馬県倉渕村へ
群馬県倉渕村の相間川温泉を予定しています。夏・秋と続いた滞在の締めくくりに、冬の湯と雪景色をたのしんできます。